問題を解決するときに、あえて「でっかく考える」というものがあります。
たとえば、売上を2倍にしたいと思ったとします。
それが現実において求められている数字だとします。
そういうときに、あえて「売上を100倍にする」と考えます。
実は売上を2倍にするためにやること。
売上を100倍にするためにやること。
これはスタート地点から、やるためにしなければならないことが
ぜんぜん異なってきます。
売上を100倍にすることを目指していれば、
その過程で売上は2倍になります。
大きく考えることの利点は、思い込みをなくせることです。
違う方法を思いつける可能性が上がることです。
売上2倍なら、新しい商品を開発する。
ABC分析などで上得意客に対して時間とお金を注ぐ。
アフターケアでも利益を生むような仕組みを作る。
など、市販の経営本にも書かれているような内容で達成できます。
ところが、売上100倍を達成しようと思うと。
会社の組織構造を変えないといけないかもしれません。
狙うお客さんを変えないといけないかもしれません。
もっと原点にもどって、会社の設立時の企業理念を変えないといけないかもしれません。
売上2倍のときには考えつかない方法が、
売上を100倍にしようと思ったときに考えつく可能性が高まります。
勝手に思い込みで限定している方法、考え方を変えることができます。
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