中小企業の社長にとっては
従業員は子どものようにかわいいもの。
本当は業績が悪化してもリストラしたくない。
従業員ひとりひとりとのコミュニケーションも
濃密なものになっているし、家族がいることも分かっている。
ところが、これが大企業になっていくと、
機械のように人を扱うようになる社長も多くなる。
理由は人事部をつくって、
社長自身が人事に携わらなくなるから。
会社が小さいうちは、人事も経理も営業も
全部社長ができるけど、企業が大きくなると
どうしても従業員ひとりひとりに
目が行き届かなくなるし、事業部制にしないと会社が回っていかない。
だから、大企業にリストラされてしまったときの
従業員の恨みとか、不平不満が強くなってしまう。
結局、どれだけ大きな組織も「人が作るもの」だから、
人を使う立場になっても、人を大事にする心は大切にしたい。
PR